デトックス効果

青汁には、身体にとって有害な毒素や老廃物を排出するデトックス効果があります。

野菜を原料とする青汁には、葉緑素が豊富に含まれています。葉緑素には、胃腸に付着した老廃物を吸着して身体の外に排出する働きがあります。こうした働きにより、葉緑素にはカドミウムや鉛などの有毒なミネラルの排出を促進する作用があります。
また、葉緑素はダイオキシンの排出にも役立つことが、実験で確認されています。44名の日本人女性を対象として、身体の組織や血液などのダイオキシン濃度の調査が行われました。そのうちの23名に対して葉緑素を摂取させたところ、身体の組織や血液中のダイオキシンが減少したことが報告されています。この実験により、ダイオキシンを排出する葉緑素のデトックス効果が確認されています。

また、腸内環境を整えるに記載の通り、青汁には、腸の環境を整えて腸内の老廃物の排出を促進する効果があります。また、腸が健康になることによって、水分の排出に役立つカリウムなどのミネラルを効率的に吸収できるようになります。青汁は腸を健康にして、老廃物や余計な水分の排出を助けます。

青汁の主要な材料である明日葉には、老廃物の排出に役立つ成分が含まれています。明日葉には利尿作用があるクマリンとルテオリンが含まれており、これらの成分の働きは、老廃物や毒素の体外への排出を促進します。明日葉を使用した青汁には、高いデトックス効果があります。

青汁のデトックス効果を示す実験報告があります。
日本薬学会で発表された研究において、大麦若葉エキスには、マラチオン・クロルピリホス・パラチオンなどの各種農薬の分解・消去を促進する効果があることが報告されています。
また、20-70代の一般男女145名と、大麦若葉エキスを飲用している40-70代の女性10名を対象に、血液中のPCB(ポリ塩化ビフェニール)濃度の調査が行われました。PCB濃度は、血液中のダイオキシンや農薬の濃度と相関することが知られています。この調査により、大麦若葉エキスの飲用者は、血中PCB濃度が平均して20%程度低いことが明らかになっています。
これらの研究報告により、大麦若葉のデトックス効果が確認されています。

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