意外と知られていない青汁のこと

NK細胞を活性化?

様々な栄養素を持つ健康効果の高い青汁。
その中でもケールの青汁が「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」を活性化させると日本栄養・食糧学会で発表されました。
いったい、ケールの青汁の何にそのような効果があるのでしょうか?

NK細胞の活性化には「サイトカイン」がかかわっているようです。
ここでは、そのケールによるNK細胞活性化について、わかりやすくご説明します。

ナチュラルキラー細胞とサイトカインとは?

ナチュラルキラー細胞とは、ヒトの身体の中にある、細胞傷害性リンパ球のひとつです。
T細胞が免疫された腫瘍細胞を破壊するのに比べて、NK細胞は生まれつき(ナチュラルに)腫瘍細胞を溶解させる能力を持つリンパ球なのです。
NK細胞が活性化するということは、免疫力が向上しているということですね。
NK細胞は、ウイルス感染細胞や、腫瘍細胞を攻撃し破壊します。
つまり、ガン細胞の増殖を抑制したり、加齢による細胞性免疫機能の低下を防止する機能のあるNK細胞が、青汁を飲むことで増えるということがわかったのです。

サイトカインとは、免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質のことです。
標的細胞を特定しない、免疫や炎症にかかわる情報を伝達する機能が知られています。
(インターフェロンやインターロイキンもサイトカインの一種です)
注意したいのは、ケールにサイトカインが含まれているわけではなく(サイトカインはヒトや動物由来)、 ケールの成分がサイトカインやNK細胞の活性化に役立っているということです。

ケールの青汁による細胞免疫機能及び整理機能の研究報告

ヒトによる青汁飲用によるNK細胞測定によると、飲用4週間までは成熟T細胞やNK細胞のリンパ球に占める割合に変化はありませんでした。
しかし、飲用4週目にNK活性が増加したことから、NK細胞の数が増加したのではなく、個々のNK細胞の抗腫瘍活性が上昇したという可能性が報告されました。
さらにラットを使った研究では、青汁摂取により、脾臓腫瘍のNK細胞が3倍活性化したことが確認されています。

上記の研究報告から青汁の飲用によるNK細胞の活性化は4週目から確認されたわけです。
一日や二日で青汁の健康効果が発揮されるものでもなく、一カ月続けてはじめて、NK細胞が三倍に活性化されるということがわかったわけですね。
日々の健康のために青汁を毎日飲むということは、病原菌にも強い身体作りや、成人病予防、ガン予防に高い有用性が認められます。
みなさまも、ぜひケールの青汁の飲用を続けてみてください。
また、そんな青汁のデメリットについても知っておきましょう。